オックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授が、今後10~20年程度で、アメリカの総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いという結論に至った、と発表したのが2014年。
令和2年の現在は、発表から6年目になる。
無くなる仕事・無くならない仕事
(出典 日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に )
これからの日本は?
A・オズボーン准教授が推測したことは、アメリカだけではなく世界中のどの国にも当てはまりますが、日本はもっと深刻な状況になるような思いがします。
生き残る日本の企業!?
実名357社を大公開! AI革命で10年後消える会社、生き残る会社一覧(抜粋)
※週刊現代 2017.9.27
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52569?page=5
※中国で心配される職業
https://comemo.nikkei.com/n/n5dfd3bf19d1c
これからどうして生きていく??
上の一覧表(抜粋)にあなたの会社は大丈夫そうですか?
それとも「危険水域」に入りそうな感じでしょうか?
今の日本を代表する大企業でさえ、今後10年・20年後はどうなるか分からない「混沌」として、全く先が見えない状況ですから不安になりますよね?
自発的に自分の会社の社債を購入している人もいれば、会社命令で購入した人もいるかと思いますが、【肝腎要】の会社が「危機」になれば、ただの「紙切れ」になってしまうことも考えられます。
そうならないように、必死で改革を進める訳ですが、その一環として「リストラ」という嵐が起こる可能性もあります。
トヨタでさえ、終身雇用は限界にきている、とまでも言い放っている状況です。
自分の身は自分で守る!
年金財政が破綻!?
今の30~40代の皆さんが定年を迎えるときは、間違いなく現在の【年金制度】は全く無くなるか、大幅に減額された年金として生き残るかは分かりません。
大企業は【副業】を奨励いるところもありますし、兼業禁止の公務員にも「地域に貢献できる副業」であれば許可できるような制度の検討がされています。
国・県・市町村の公務員の一般業務は法律でがんじがらめの中で行われていますが、AIの進化によって多くの業務が効率化され、整理されていき、人員も大幅に削減されるでしょう。
公務員でさえ、人間が不要になるのですから、企業の一般事務員を初め、非生産的な様々な分野で人間が活躍する場がなくなっていきます。
反対に、【創造する仕事】はAIにとって代われることは、近い将来には無いと思います。
創造する仕事って?
創造する仕事=クリエイティブな仕事の代表的な職業として、広告業界のディレクターやデザイナーや、インターネットで活躍する、ユーチューバー、ブロガー、ウエブデザイナー、コピーライター、プロモーターなどがあります。
でも、創造性が求められる、イラストやデザインであっても「絵を描くロボット」などもすでに開発いることから、すべてではないが近いうちにロボット変わられる可能性もある。
AIが苦手とするのは【抽象的な創造】の分野なので、医師や弁護士、教師、経営コンサル、宗教家、バーテンダー、音楽プロヂューサーなどは、AIが能力を発揮するところもあるが、人間にしかできない部分が相当占めている業務はAIにも負けない分野でしょう。
でも、国民の全員がなれるわけでもないし、別の分野に関心を持つ人の方が多いと思いますし、AIの進化によって新しい技術革新が起こり、今まで想像もできなかった職業が生まれるかもわかりませんよね。