新型コロナ軽症者を襲う「幸せな低酸素症」とは・・

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軽症者や中等症の人が、突然死ぬのは何故??

現在の日本のコロナ感染者数は34万1千人で
死亡者数は4,680人となっています。

回復している人々も25万8千人はいるようです。



最近、コロナにかかり「軽症」と判断された患者が、
自宅療養中に重症化して、死亡してしまうケースが
出てきていますが、一体何故なのでしょうか?

軽症患者が急激に重症化する事例について、
『幸せな低酸素症』が影響していると言われます。


低酸素症とは?

低酸素症とは、動脈血中の酸素が少なくなる状態のことです。
人は呼吸して酸素を吸い込み、心臓から血液を送り出す動脈血を
通して酸素を全身に巡らせ、身体の細胞の隅々に酸素を供給しています。

低酸素症になると、動脈血の酸素量が著しく少なくなるため、
身体の隅々に酸素を送ることができなくなってしまい、
酸素をもらえない細胞は破壊され、最後は命に関わってきます。

低酸素症の原因はさまざまあります。

発熱などによって代謝機能が高まり、血液の流れが速くなる
肺の毛細血管を通過する時間も早くなり、血液中に十分な酸素が無い
状態のまま身体中を巡ってしまうため低酸素血症を起こる可能性もあります。

発熱によって脈拍が速くなるときも、同じように低酸素症起こしやすいと
いわれています。

肺に持病があったり、呼吸器系の病気をしている人がウイルス感染や
風邪など何かしらの病気にかかることで、酸素を十分に取り込めなくなるため、
低酸素症を起こしやすいとされています。

低酸素症の症状は呼吸困難感が主な症状です。

軽症の場合、坂道や階段昇降での息切れ、呼吸数の増加、頭痛、めまい、
などの症状があります。

低酸素症がゆっくり進行している場合には、こういった症状がなく、
いきなり重症化するということがあります。

 

新型コロナの軽症者が急死する「幸せな低酸素症」とは??

テレビなどで、新型コロナウイルス感染したが、軽症として診断され
「自宅で経過観察」や「ホテルで経過観察」として指示されていた人が
突然「重症化」して亡くなった、としてたびたび報道されています。

新型コロナウイルス軽症者が突然重症化して亡くなってしまうことについて、
幸せな低酸素症」(ハッピーハイポキシア)の可能性が高いと指摘
されています。

幸せな低酸素症とは、現実にパイロットに起こることもあるそうです。
低酸素状態になると、多幸感といい、とても具合がよく気持ちの良い気分
になる、
といわれています。

しかし、その症状は呼び名とは全く無縁で危険な状態になります。

例えば自分の名前が書けなくなったり、今までできている行動が
できなくなったり、注意力や判断能力が下がってきます。

多幸感に陥いり正確な判断がつかなくなると、低酸素血症の症状が
出ていたとしても自分が低酸素症となっていることに気づけなくなり、
初期の症状を見逃してしまいます。

そのため、気づいた時にはすでに重症化しており、死亡してしまうのです。

 

パルスオキシメーターを使う!

新型コロナウイルスに感染し、「軽症」と診断されたが【幸せな低酸素症】
が心配な方は、医療機関を受診した際にまずは医師にその件をしっかりと伝えることです。

医療機関によっては、PCR検査に加え、レントゲン撮影などの検査を行い、
今、低酸素症になっているか、どうか、チェックしてもらうことができます。

パルスオキシメーターという、低酸素血症を視覚的に判断できる、
優れた機器があります。

パルスオキシメーターとは、動脈中の血液の成分であるヘモグロビンに酸素が
どのくらい含有しているかを測定する機械です。

通常の場合はヘモグロビンに含まれる酸素飽和度は約96から99%とされていますが、
低酸素血症を起こしていると、酸素飽和度は90%を下回るそうです

パルスオキシメーターは医療機関で患者さんに実際に使われている機器であり、
簡易的で測定できますが、早期に低酸素血症にかかっているかどうかを判断する
ことができます。

医療機器ですので「高額」なものもありますが、お手頃の価格のものも
楽天やアマゾンで販売されていますので、心配という方は1台購入し、
家族みんなで確認できます。

但し、低酸素血症と思われるような症状が現れたら、すぐに医療機関に連絡し、
医師の指示を仰ぐことが重要ですので、くれぐれも注意しましょう。

楽天はこちらから

 

 


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